ご支援お願いします。

▼屋久島で生まれた大阪との縁

世間はパワースポットブームだった頃、仕事に疲れ、もういいやと投げやりな気持ちで、「縄文杉が見たい」と言うただその一言で私は屋久島に一人旅に行きました。

そこで、大阪からふたり旅できていた女性と出会います。たまたま宿が一緒で縄文杉までのツアーが一緒で、旅の高揚感からか飛行機までの時間鹿児島市内探索に誘い、そこから3年半の遠距離恋愛が始まります。

要は、人生初のナンパです。

縄文杉 （ジョウモンスギ）
https://www.kagoshima-kankou.com/guide/10734

▼0からの大阪生活

彼女との結婚を意識していた2012年世間は不景気で、働いていたホビー業界も停滞していました。
正直言えば、しがみついてもよかったのですが、これもご縁だし、歴史が好きだし、大阪というか関西に住むのもいいかなという思いが芽生えました。
その頃、警察に就職した弟以外、一家離散していた家族が神奈川で一緒に住めるようになって、やっと家庭的にも落ち着いた頃です。

子どもの頃から、やりたいことをなんでも許してくれた父が初めて大阪行きを相談した時、反対します。
私も、父が好きだったので相当悩みましたが、母はがんばれと背中を押してくれ進む決断をします。

ちょうど28歳、今から10年前のことです。妻と、2人しか知り合いがいない大阪不安しかありません。

もちろん、最初から進出がうまく行ったわけではありません。仕事探しでは、なんで大阪に？という質問ばかりでした。相当怪しまれました。

でも、新幹線に乗り就活で来阪した際、新大阪に降りる時だいぶ緊張していたのか、後ろに並んでいたおばちゃんに「飴ちゃんいる？」と優しくしていただいたりしました。
そもそも怪しまれながらの就職活動、なんとか奈良の大和郡山にある輸入自転車の卸売業企業に入社することになります。

ダイナソア→現ポディウム
https://www.podium.co.jp/

地理感が全くないので、大阪から電車で1時間とちょっと、歩いて20分ならいっかと考えたのが甘かった。
中学生ぶりに田んぼ道を歩く日々、奈良盆地の寒さ、なれない関西弁で耳が疲れる日々、今回応援してくれている福原さんと会ったのもこの頃です。
本当にいい人たちばかりだったのですが、結婚生活を考えるとやっていけないお給料。
今でも、大阪に来れたのもこの会社のおかげだと思っているのですが、1年2ヶ月で転職をします。本当に情けないし申し訳ない気持ちでした。

今度は、神戸の貿易会社に。
そこは、コンテナ船や客船などの外交船舶、空港、輸出など、酒とタバコがメインのちょっと特殊なボンド商会と言う会社でした。

ボンド商会
https://www.bondco.co.jp/

ここで私は鬼上司「岡田谷」さんの基5年半鍛えられます。30歳を超え、何回横に立たされ怒られ泣かされたか。
でも、今がんばれているのは、岡田谷さんと一緒に働いてくれたみなさんのおかげです。
しかし、子どもが生まれ、保育園の送り迎えを神戸から大阪ですることに限界を感じ、また小学校に上がることを考え転職をします。

次の転職し先は、名前を伏せますが大阪市内の工業製品を売る会社に入社します。
大阪生活約7年目、念願の大阪市内での仕事、ものづくりへの憧れもあったので工場の研修したり営業の研修したり事務したりと過ごす中
事件というか、衝撃な事件が起こります。

基本、紙とペンでの作業が多く、注文書は手打ちで入力。流石に非効率でしたので、エクセルでvlookup関数を使い品番を入れたら商品リストから品名が返ってくる簡単なものだったのですが、それを見た事務方の上司が「データを盗むな！お前はパソコンするな紙とペンで仕事しと」と言われ。
ちょうど、2020年2月、試用期間で契約社員として働き3ヶ月、正社員になるかどうするかを問われ妻の支えもあり「3ヶ月で辞める」決断をします。

精神的にも参ってしまい、情けなくて、落ち込んではいたものの、その頃コロナが広がり始め就活をしなければと、36歳転職市場ではもう終わってるという年齢。
片っ端から書類を送ります。
そして、面接の機会をいただき、初めて大阪産業創造館に向かいます。

大阪産業創造館
https://www.sansokan.jp/

いまだに、よくあのSPIで受かったなと思っているのですが、2020年4月から大阪産業局で働きはじめます。

中小企業の支援機関での仕事は、入社して1週間でロックダウンから始まり、戸惑いながらのスタートでした。

大阪中小企業支援機関奮闘記は次回に記載します。

ご支援お願いします。
クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/648344